内容説明
フランスの若者の就職に必須の研修「スタージュ」。18世紀グランゼコール開設以来現代まで続く制度の歴史と利点、近年噴出した問題を、社会経済の変遷とともに分析。
目次
なぜ今スタージュか
第1部 フランスとスタージュ―スタージュとはなにか(フランスの高等教育と労働市場の特徴;スタージュの概要)
第2部 スタージュのフランス社会への浸透プロセス(高等教育の歴史と労働市場の変遷;スタージュの歴史)
第3部 スタージュのフランス社会への浸透要因(スタージュの特性と浸透要因;スタージュの浸透の社会的背景)
第4部 フランス社会へのスタージュの影響(スタージュのインパクト;若年者とスタージュ;スタージュとフランス社会)
著者等紹介
五十畑浩平[イソハタコウヘイ]
1978年東京生まれ。青山学院大学文学部、大阪外国語大学(現・大阪大学)外国語学部卒業。2011年中央大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。中央大学経済学部任期制助教、香川大学特命助教授などを経て、2016年から名城大学経営学部准教授。専門は、フランスにおける若年者雇用問題、職業教育、人材育成など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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