内容説明
援助国政府と国際金融機関は途上国の重要なパートナーだが、その姿勢は途上国財政を強く規定する。途上国財政、そして途上国との国際協力・国際協調の全体像と実態に迫る。
目次
途上国財政の研究について
第1部 グローバリゼーションと途上国財政(途上国財政の全体像―1997年までを対象に;途上国のインフラ整備―民活と世界銀行グループ;援助・貧困削減・途上国財政;途上国の貧困削減に関する国際的ミニマムとODA)
第2部 途上国財政の実相―「世界システム」を踏まえたスリランカ財政(スリランカ初のPRSPの検証;ラジャパクサ政権下の第2のPRSP)
著者等紹介
船津潤[フナツジュン]
1969年生まれ。福岡県立修猷館高等学校卒。滋賀大学経済学部経済学科卒。横浜国立大学大学院経済学研究科修了(修士(経済学))。横浜国立大学大学院国際開発研究科修了(博士(学術))。現在、鹿児島県立短期大学商経学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。