内容説明
地域固有の歴史と経済を考え、地方の未来につなげる。多様性とは、地域性とは何か。札幌大、鹿児島国際大、沖縄国際大の三大学院共同研究の成果、第2弾。
目次
第1部 歴史篇(北海道の歴史について―近世と近代を中心にして;大正期の函館五稜郭における片上楽天の活動について;島津義弘の朝鮮出兵と異文化認識;近代の沖縄経済;戦時期における広域地方行政―地方協議会から地方総監府まで)
第2部 経済篇(北海道のインバウンド観光と誘致効率性―東日本大震災前後での比較;南九州経済の実態と目指すべき施策;地方小売業(飲食業・サービス業含む)の現状と課題―鹿児島県姶良市のケーススタディ
鹿児島県経済の課題―焼酎産業を中心に
「循環型・地域資源重視型・付加価値創造型」の鹿児島経済をめざして―経済・産業構造の課題と展望
基地経済論―政府の沖縄振興策は何を残したか
地域に必要とされる学生の活動―地域創生専攻の例
コミュニティによる社会課題の解決方法に関する日英比較―交通弱者と買い物弱者を中心に)
著者等紹介
桑原真人[クワバラマサト]
札幌大学附属総合研究所顧問。札幌大学学長など歴任
衣川恵[キヌガワメグム]
鹿児島国際大学大学院教授。副学長など歴任
前泊博盛[マエドマリヒロモリ]
沖縄国際大学大学院教授。『琉球新報』論説委員長など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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