内容説明
金融危機はなぜ繰り返されるのか。70年代から先のサブプライム危機まで、日米英それぞれのバブル経済の発生と崩壊のメカニズムを分析し、金融システムの不可避的な脆弱性を明らかにする。
目次
序章 グローバル経済下の貨幣資本の蓄積
第1章 イギリスの金融市場改革とSecondary Banking Crisis
第2章 わが国のバブル発生の金融メカニズム
第3章 アメリカの金融自由化・証券化とS&L危機
第4章 サブプライム金融危機とShadow Banking System
終章 金融機関の行動様式と金融システムの不安定性
著者等紹介
清水正昭[シミズマサアキ]
千葉商科大学商経学部教授。1948年富山県生れ。1978年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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