内容説明
リーマン・ショック後のドル体制、ギリシャ危機後のユーロ体制の動向を明らかにし、人民元の国際化、アベノミクス下の円相場、対内外投資の諸相を探求する。
目次
外国為替市場における主要通貨の地位―2016年の世界の外国為替取引
アメリカ国際収支構造の変遷と対米ファイナンス
グローバル・インバランス論と対米ファイナンス―「円投」と「債務決済」
アメリカの量的金融緩和政策と国際信用連鎖
オイルマネー、ドル準備の減少と対米ファイナンス―国際マネーフローの変容
南欧危機とユーロ体制の現実―ギリシャ危機を踏まえて
人民元の「管理された国際化」
2005‐07年の日本の国際収支構造
2013年の日本の国際収支構造と為替需給
国際収支の通貨区分と為替需給の分析の意義
量的・質的金融緩和政策と為替市場、対外投資
著者等紹介
奥田宏司[オクダヒロシ]
立命館大学特任教授(2018年3月末まで、以後名誉教授)。1947年、京都市に生まれる。京都大学経済学研究科博士課程単位取得退学(1977年)。大分大学経済学部助教授、立命館大学国際関係学部教授を経て現在に至る。経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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