内容説明
五日市憲法の発掘、水俣病の学術調査、市民運動の領袖、歴博を創る闘い…多彩な半生の中で、その時どきを真剣に語り合ったあの人たちとの交歓。
目次
1 歌、女、映画を語る
2 水俣から東京へ、東京から不知火海へ
3 現代の民話や常民の暮らしを訪ねて
4 自由民権期の土佐の郷士と秩父の民衆
5 民衆史と歴史叙述の課題
6 アジア辺境への旅
7 福島と沖縄、危機への警告
8 この国はどこへ行くのか
著者等紹介
色川大吉[イロカワダイキチ]
1925年千葉県佐原町(現香取市)生まれ。東京大学文学部卒。東京経済大学名誉教授。専門は日本近代史、自由民権思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ネギっ子gen
60
【この対談には20人の方が登場する。だが、その方たち、すでに半数の方が亡くなられているのである。「あの人ともういちど」というタイトルには、私のその哀惜の想いがこめられている】最初の対談者は、初対面で互いが親戚筋だと判明した色川武大(麻雀の神様・阿佐田哲也)。この対談は「話の特集」に掲載。司会者・矢崎泰久が、「(色川水軍の)末裔であるらしい色川大吉さんと色川武大さんは、名前が似ていることもあって、しばしば間違われる。ところが、一面識もないという奇妙な関係ということがわかった。そこで、初対面対談を企画」と。⇒2023/07/13
kokada_jnet
8
test2019/04/20