内容説明
両大戦間軍縮期と戦中・戦後において日、独、英、米などはいかにして航空機産業と航空戦力を世界転回したか。武器移転の連鎖、軍民転用、兵器の国産化・自立化から検証。
目次
第1部 両大戦間期(日本における陸軍航空の形成;日本海軍における航空機生産体制の形成と特徴;ドイツ航空機産業とナチス秘密再軍備;ルフトハンザ航空の東アジア進出と欧亜航空公司;戦間期航空機産業の技術的背景と地政学的背景―海軍航空の自立化と戦略爆撃への道)
第2部 第二次大戦期および戦後冷戦期(ドイツ航空機産業におけるアメリカ資本の役割―ユンカース爆撃機Ju88主要サプライヤーとしてのアダム・オペル社;ラテンアメリカの軍・民航空における米独の競合―航空機産業、民間航空を中心に;戦前・戦後カナダ航空機産業の形成と発展;戦後冷戦下のインドにおける航空機産業の自立化)
著者等紹介
横井勝彦[ヨコイカツヒコ]
1954年生まれ。1982年明治大学大学院商学研究科博士課程単位取得。現在、明治大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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