内容説明
「金融立国」は家計にリスクを負わせる幻想!リーマン・ブラザーズの破綻にいたる行動を追いながら、アメリカの「ゲームのルール」の変化、金融自由化の問題点を探る。ひいては、アメリカを手本に進められている日本の「金融立国化」という選択の危険性に警鐘を鳴らす。
目次
1 アメリカの金融システム
2 リーマン・ブラザーズはなぜ経営破綻したのか?
3 金融規制・監督の落とし穴
4 金融自由化の帰結
5 これからの日本の金融システム―「金融立国」の実体はギャンブルのススメ?
6 補論
著者等紹介
荒井好和[アライヨシカズ]
1948年生まれ。神戸大学経営学部、同大学院経営学研究科博士課程を経て、南山大学経済学部教授。専攻:金融論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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