内容説明
大学学部生が一般経済学を基礎から理解し、農業経済学への関心を深めてゆくために最適なテキスト。スミスに始まる経済の歴史をひも解きながら、現代の農業問題へと至る全12章。
目次
スミスと労働価値説
リカード差額地代論
リカード巨視的動態論
資本制社会の歴史性
ポスト・マルクス体系の時代における経済学と農業問題
産業としての農業の特徴
シェーレと社会構成体
資本制社会の基本矛盾と農業
途上国の経済発展と新国際分業論
第2次世界大戦後の日本経済と農業
ベトナムの経済発展と農民層分解
西ヨーロッパ・アフリカンコンプレックス
著者等紹介
山崎亮一[ヤマザキリョウイチ]
東京農工大学大学院農学研究院教授。農学博士。1957年北海道札幌市生まれ。1986年に北海道大学大学院農学研究科修士課程修了。同年に農林水産省に入省して、農業研究センター、後に国際農林水産業研究センター(JIRCAS)で勤務。その間に、フランス政府給費留学生(1994~95年)、ベトナム長期在外研究員(1996~97年)。1997年に酪農学園大学助教授(後に教授)。在職中、フランス開発農学研究国際協力センター(CIRAD)客員研究員(2003~04年)。2009年に現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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