内容説明
サブプライム金融危機に端を発した世界経済危機の背後には、どのような資本主義の様態があったのか。危機の要因とその後の世界を探る。
目次
序章 世界経済危機の背景とその後の世界
第1章 住宅金融の証券化と信用創造
第2章 コーポレートガバナンスの変質と高株価経営
第3章 アメリカのファンド資本主義化と金融危機
第4章 金融危機後におけるドイツの銀行業界の諸問題
第5章 グローバル「金融化」の時代の金融バブルをめぐるBIS viewとFed view
終章 総括と展望―何が明らかになったのか?
著者等紹介
柴田徳太郎[シバタトクタロウ]
1951年生まれ。東京大学大学院経済学研究科第2種博士課程修了。経済学博士(東京大学)。西南学院大学経済学部講師、助教授、東京大学経済学部助教授、教授を経て、東京大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- Crow