内容説明
日本の労働運動・底辺記録文学の先覚、横山源之助。100年前、夢半ばに斃れた男が残したものは、民衆への尽きせぬ愛だった。変革期の民衆の生々しい叫びが今も聞こえる。
目次
第1章 米騒動の浜辺で―生い立ち
第2章 二葉亭四迷の門へ―青春・放浪時代
第3章 下層社会ルポ作家としての出発
第4章 開幕期労働運動と横山源之助
第5章 帰郷時代
第6章 労働運動への復帰―右派労働運動の旗挙とその潰滅
第7章 後半生の横山源之助
第8章 後期作品管見―『日本之下層社会』以後
著者等紹介
立花雄一[タチバナユウイチ]
1930年生まれ。1963年、法政大学大学院修士課程修了。1955~90年、法政大学大原社会問題研究所所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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