内容説明
死刑執行の前夜、死刑囚の思いはどこにあったか。「まず囚人の人間性を信じた」拘置所所長の記録から、「死刑」を問いかける。
目次
片づけましょう(テレビドラマ『裁かれしもの』;コラム『筆洗』 ほか)
第1章 死刑と憲法(死刑の執行;刑場の公開 ほか)
第2章 犯罪と回心(バー「カサブランカ」強盗殺人事件;正木弁護人の驚き ほか)
第3章 落花流水(会食と転出;戒名はいらない ほか)
著者等紹介
海原卓[カイバラタク]
1927年旭川市に生まれる。中央大学専門部法学科卒業。1953~75年まで弁護士業務に携わり、のち脚本家・作家に転ずる。日本脚本家連盟、日本放送作家協会各会員。テレビドラマに「裁かれしもの」日本テレビ(読売テレビゴールデンシナリオ賞最優秀作品賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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