内容説明
村落の人びとはどのように市街地を作りだしたのか。高度成長期までの人びとの土地所有と労働、水利用と維持管理について、土地区画整理と集落や自治体の業務と法に注目して明らかにする。
目次
課題の設定
第1編 橘土地区画整理地区(地主による土地区画整理事業と市街地形成の特質;土地区画整理後の土地移動と土地利用)
第2編 旧大庄村浜田地区(戦時期における土地区画整理の実施とその特徴;戦後改革期~復興期における地主・小作農民間の対立とその帰結;高度成長期における生活変化と農地転用)
結語
著者等紹介
沼尻晃伸[ヌマジリアキノブ]
1964年生まれ。1987年東京学芸大学教育学部卒業。1995年東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学。現在、立教大学文学部教授、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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