内容説明
国連FAO初代事務局長オールの食料政策論を検討し、第二次大戦直後の世界の食料危機のなかで、食料輸入大国イギリスが抱えた内外の視点の対立と関連の構造を解明する。
目次
第1章 第二次世界大戦までのオール
第2章 第二次世界大戦下のイギリス食料政策論
第3章 FAOの成立とオール
第4章 世界食料委員会提案の挫折
終章 食料政策論におけるナショナルとインターナショナル
付論 「自由貿易国民」の興隆と解体
著者等紹介
服部正治[ハットリマサハル]
1949年生まれ。立教大学大学院経済学研究科博士課程(博士経済学)。立教大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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