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経済後進性の史的展望

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  • サイズ A5判/ページ数 472p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818823464
  • NDC分類 332.3
  • Cコード C3033

内容説明

経済、経済史、政治の古典的名著!後発国の工業化に関して半世紀以上にわたり影響力を持ちつづけてきた基本的文献。中国など新興国の動向への示唆にも富み今日的意義もきわめて大きい。

目次

歴史的観点から見た経済後進性
近代工業化の「前提諸条件」という概念に関する考察
社会体制、企業者活動と経済発展
イタリアの工業成長率に関する覚書(1881‐1913年)
ロザリオ・ロメオと資本の本源的蓄積
ロシアの経済発展のパターンとその諸問題1861‐1958年
19世紀のロシア思想史に現れた経済発展
ブルガリアの工業化の若干の様相:1878‐1939
ソヴィエト重工業:1927‐1937年間のドル表示生産指数
ソヴィエト・ロシアの工業成長率に関する覚書
ソヴィエト・ロシアの工業企業
ソヴィエト・ロシアの経済情報に関して見落とされていた資料
ソヴィエト小説への反映
『ドクター・ジバゴ』に関するノート
あとがき
補稿1 イタリアの工業発展指数の記述 1881-1913年
補稿2 ブルガリアの工業化基礎資料および計算
補稿3 所得と富の長期的成長測定上の諸問題

著者等紹介

ガーシェンクロン,アレクサンダー[ガーシェンクロン,アレクサンダー] [Gerschenkron,Alexander]
世界的に有名な経済史学者。第一の関心はヨーロッパの工業化とソヴィエトの経済にあった。1904年にOdessaに生まれた。1928年ウィーン大学で博士号を取得した。10年後にアメリカに渡りカリフォルニア大学で教鞭をとり、1944年に連邦準備制度の評議会員、1947年にその外国部門主任。1948年にハーヴァード大学教授。1956年にハーヴァード大学経済学部最初のWalter S.Barker教授。1966年からオックスフォード大学St.Catherine’s College招聘教授

池田美智子[イケダミチコ]
東京女子大学卒。東京大学経済学修士。フルブライト交換学生としてハーヴァード大学大学院留学。ハーヴァード大学経済学博士。ガット(関税・貿易一般協定)事務局経済分析官、ジョンズ・ホプキンズ大学国際問題高等研究所(SAIS)客員研究員、上智大学助教授、東海大学政治経済学部教授等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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