内容説明
激動のなかで、人々の生活はどのように変わったのか。衣や食、労働、結婚、出産などのあり方を分析し、その変化の要因と地域差、階層差を探る。
目次
第1部 データでみる暮らしの変化(生きる―人口動態をめぐる変化;食料消費パターンの地域的特徴とその変化;着る―衣生活の変化;働く―就業構造の変化と労働力移動;生活インフラの普及)
第2部 暮らしを変えるのは何か?(インドにおける性別選択による産み分けの動向―National Family Health Surveyを用いた実証分析;生活インフラの普及、手洗いの習慣と下痢症;インドにおける農村・都市労働移動と人的資本投資―デリーのリキシャ引きの事例を中心に)
データからみるインド社会の変化
著者等紹介
押川文子[オシカワフミコ]
1950年生まれ。最終学歴、ジャワハルラール・ネルー大学歴史学科MA。現在、京都大学名誉教授
宇佐美好文[ウサミヨシフミ]
1946年生まれ。最終学歴、インド・パンジャーブ農業大学大学院博士課程中退、修士(農学)。現在、東京大学大学院人文社会系次世代人文学開発センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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