内容説明
沖縄史研究に正面から異議を唱える。沖縄史の按司は武士だったのか。グスクは城砦だったのか。日本・九州・南島の影響を受けて、変わり始めた古代の沖縄史を描く。
目次
第4章 武家=源氏政権―鎌倉時代(一三世紀の日本;一三世紀の東アジア;一三世紀の東南アジア;一三世紀の九州と南の島々;『漂到流球国記』)
第5章 「グスク時代」論からみる沖縄―一三~一五世紀(「按司時代」論とその評価;「グスク」とは何か;「グスク時代」の提唱と歴史学への輸入;考古学の描く「グスク時代」;その後の沖縄農業;歴史学者のその後の「グスク時代」論;「グスク時代」から「グスク時代」論)
著者等紹介
来間泰男[クリマヤスオ]
1941年那覇市生まれ。1970‐2010年沖縄国際大学。現在は名誉教授。著書に『沖縄県農林水産行政史 第1・2巻』(農林統計協会、九州農業経済学会学術賞を受賞)、『沖縄経済の幻想と現実』(日本経済評論社、伊波普猷賞を受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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