内容説明
「多様性の中の統一」・自由と民主主義の理念の下、統合の拡大深化を実現してきた今日の到達点から、欧州をグローバルな諸関係の中に位置づけ、政治、社会、文化、経済の歴史を俯瞰した入門書。
目次
1 戦後の時期(1945~49/50年)(共通の戦後危機と共通の出発;戦後の時期の相違;戦後の時期のグローバルな文脈のなかのヨーロッパ)
2 繁栄と冷戦(1950~73年)(繁栄下の新しい共通性;たくさんの顔をもったヨーロッパ―冷戦下の相違;非植民地化の時代のグローバルな文脈のなかのヨーロッパ)
3 繁栄の終焉と選択肢の新しい多様性(1973~89年)(共通の新しい時代;相違の減少;ポストコロニアル時代のグローバルな役割とグローバル化)
著者等紹介
ケルブレ,ハルトムート[ケルブレ,ハルトムート] [Kaelble,Hartmut]
1940年生まれ。1966年ベルリン自由大学(博士号取得)。1971年教授資格取得。1971~91年ベルリン自由大学教授。1991~2008年ベルリン・フンボルト大学教授。現在、フンボルト大学名誉教授、同大学歴史科学研究所シニアプロフェッサー
永岑三千輝[ナガミネミチテル]
1946年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学、東京大学)。現在、横浜市立大学名誉教授・大学院都市社会文化研究科客員教授
瀧川貴利[タキカワタカトシ]
1976年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士後期課程満期退学
赤松廉史[アカマツヤスフミ]
1978年生まれ。東京大学大学院経済学研究科満期退学、修士(経済学)。現在、横浜市立大学共同研究員
清水雅大[シミズマサヒロ]
1983年生まれ。横浜市立大学大学院国際総合科学研究科博士後期課程修了、博士(学術)。現在、横浜市立大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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