内容説明
長期にわたる農業開発と人口増大の過程は、インドの食糧問題、環境問題を深刻なものとするのか。インドの発展が抱える問題を、国際的比較の中で捉える。
目次
第1部 環境の長期変動(人口と土地開発の長期変動―プレセンサス期を中心に;センサス期(1881~2011年)の人口変動
降水動向と農業・都市)
第2部 今日の環境問題(インドの農村と食料生産;食料生産に伴う窒素循環と環境汚染―インドとアジア諸国の変化;県別窒素負荷量の推計からみるインドの環境問題;21世紀におけるインドの環境問題の行方)
著者等紹介
水島司[ミズシマツカサ]
1952年生まれ。東京大学人文科学系大学院修士課程修了、博士(文学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授
川島博之[カワシマヒロユキ]
東京大学大学院工学系研究科博士課程、工学博士。現在、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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