内容説明
鐘紡を率い、「日本的経営の祖」といわれた武藤山治。福沢諭吉の精神を継承しつつ、財界のみならず、政界、言論界でも体現した「独立自尊の経営者像」を描く。
目次
第1章 生誕と人物形成
第2章 三井銀行及び鐘紡への入社と兵庫工場の建設
第3章 鐘紡全社支配人就任と工場管理施策の体系化
第4章 鐘紡における企業統治と経営観
第5章 社会及び地域への貢献事業とブラジル移民事業への関与
第6章 社会政策と政治運動
第7章 政界活動
第8章 時事新報社の経営再建と評論活動
著者等紹介
山本長次[ヤマモトチョウジ]
1962年横浜に生まれる。1993年國學院大學大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、佐賀大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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