内容説明
1980年代以降実施されてきた市場原理に基づく経済構造改革とアグリビジネス改革が、農民・農村社会にもたらした影響について、米作とパーム油部門に焦点を当てて分析。
目次
序章 課題と分析視角
第1章 構造改革の展開と農業部門
第2章 緊縮財政と米価安定政策の縮小
第3章 水資源政策の展開と米作農家
第4章 パーム油関連部門への国内外資本の展開
第5章 アブラヤシ農園開発と地域社会
第6章 プランテーション開発と環境問題
終章 資源依存型開発を越えて
著者等紹介
頼俊輔[ライシュンスケ]
明治学院大学国際学部専任講師。1977年生まれ。横浜国立大学大学院国際社会科学研究科博士課程後期(経済学博士)。在インドネシア日本大使館専門調査員、日本学術振興会特別研究員、国際協力機構審査部専門嘱託を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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