首都圏史叢書
近代都市の装置と統治―1910~30年代

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 385p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818822313
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C3021

内容説明

市街鉄道、上水道、市場など、様々なインフラや処理施設をはじめ、寺社、公園、墓地などの宗教・娯楽施設から、戦前の都市運営や支配の構造を探る。

目次

第1編 市民生活と都市装置(関東大震災以前における東京市内交通機関をめぐる公益性の議論;横須賀市における屎尿処理問題―市営化とその展開;関東大震災と横浜市の警備体制―都市装置としての「軍隊」をめぐって;日用品小売市場の展開―公益市場と施設市場;都市の神社と選挙粛正―一九三〇年代のける「都市装置」と公共についての試論)
第2編 郊外開発と都市装置(「死」をめぐる都市装置―近代東京における墓地と地域社会;池上をめぐる郊外開発と本門寺;一九一〇年代東京市近郊における私設水道と賃取橋;「田園都市」の水道問題;大都市装置としての「帝都天然公園」―奥多摩の開発をめぐって)
第3編 都市装置を支えたもの(大都市近郊の町村財政―東京市隣接五郡の町村債を中心に;市街地改造装置としての都市計画関係者集団と土地区画整理―雑誌『都市公論』の検討を手掛かりに)

著者等紹介

鈴木勇一郎[スズキユウイチロウ]
1972年生まれ。立教大学立教学院史資料センター学術調査員

高嶋修一[タカシマシュウイチ]
1975年生まれ。青山学院大学経済学部准教授

松本洋幸[マツモトヒロユキ]
1971年生まれ。横浜開港資料館調査研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品