内容説明
初等中等教育の運営主体「学校区」は、米国地方自治の象徴といってよい。その学校区の財政構造の事例分析を通じて、アメリカ的価値としての分権システムの基本原則を提示。
目次
序章 本書の課題と分析視角
第１章 シカゴの初等中等教育財政の基本構造
第２章 シカゴ市学校区の資本改善事業と債券発行
第３章 ニューヨークの初等中等教育財政
第４章 ミシシッピ州ジャクソン市学校区の予算編成
第５章 オレゴン州の納税者の反乱と教育財政の再編
終章 今後の課題と展望
著者等紹介
塙武郎［ハナワタケオ］
八洲学園大学生涯学習学部准教授。１９７４年北海道白老町生まれ。２００４年筑波大学大学院博士課程社会科学研究科経済学専攻修了、博士（経済学）。２００２年南オレゴン大学フェロー、２００６年八洲学園大学専任講師を経て現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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