内容説明
20世紀前半の東京近郊で行われた土地開発「玉川全円耕地整理」を事例に、地域における人々の経済観念や社会秩序が、事業の進展に伴って変容していく過程を実証的に描く。
目次
序章 対象と分析視角
第1章 東京近郊における宅地開発と土地整理
第2章 耕地整理組合の結成と地域社会秩序
第3章 耕地整理事業の開始と村域東部の組合運営
第4章 耕地整理事業の展開と村域中央部・西部における組合運営の変化
結章 耕地整理と社会編成原理の転換
補章 土地区画整理のヘゲモニー―雑誌『都市公論』の検討を手掛かりに
著者等紹介
高嶋修一[タカシマシュウイチ]
1975年生まれ。1999年東京大学文学部卒業。2004年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、2007年修了。博士(経済学)。同大学院同研究科附属日本経済国際共同研究センター研究機関研究員、立正大学経済学部専任講師を経て、青山学院大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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