内容説明
1920年代に非営利住宅建設がドイツで最も効果的になされたゾーリンゲン市をとりあげ、福祉国家成立と都市社会との関係を描く。
目次
第1部 都市と住宅(金属加工業の都市ゾーリンゲン―中世から第一次大戦まで;非営利住宅建設と金属加工業の企業家;非営利住宅建設と市議会;非営利的建設業者バウヒュッテの活動)
第2部 非営利住宅建設と熟練工・労働者(非営利住宅建設と借家市場―ゾーリンゲン・ヴェーガーホーフ団地の事例;非営利住宅建設と労働者―ゾーリンゲン・ヴェーガーホーフ団地の事例)
第3部 市の住宅政策と社会的弱者(ゾーリンゲンにおける戦争犠牲者・多子世帯向け住宅供給;浮浪者向け宿泊施設と最低限の生活水準―ゾーリンゲン市の事例)
ナチス政権初期の小規模住宅地開発―ケルン市の事例
著者等紹介
永山のどか[ナガヤマノドカ]
一橋大学社会学部卒、一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。現在、青山学院大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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