内容説明
地域に居住する人々の関係性を回復し、複数の集落の連携をはかることによって、低下した農村の地域社会の機能を計画的に再生する方法を明らかにする。
目次
序章 地域社会の機能再生とは
第１章 集落再編による集落機能の再生
第２章 過疎地域における集落再編メカニズム
第３章 集落連携のきっかけ
第４章 地域づくりにおける人材育成
第５章 いざというときの地域社会
第６章 農業水利施設の維持・管理から農村をみる
終章 地域づくりの現場で聞いた言葉から
補論 津波減災と集落―東日本大震災の復興にむけて
著者等紹介
福与徳文［フクヨナルフミ］
（独）農業・食品産業技術総合研究機構農村工学研究所上席研究員。１９６０年長野県生まれ。東京大学文学部卒、１９８６年農林水産省農業研究センター、１９９６年農林水産省北海道農業試験場、２００１年独立行政法人農業工学研究所を経て、現在に至る。京都大学博士（農学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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阿部
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機能的側面から地域社会を定義し、その機能の再均衡化としての地域計画について書かれた本。 地域再生とは何か、一本の筋が通っているように思った。それが機能という視点でいいのかという指摘はあると思うが、少なくとも一つの物差しにはなる内容だと思う。2016/11/05
はっちー
0
集落とはなにかという理論的な内容から、地域社会をどう再生するかという実践的な内容まであり、災害や水利など具体的な課題への方策を示してくれた。2019/01/26
