内容説明
喜寿を迎えた老練な研究者による、折々の講演や論説、21世紀の日本と世界、学究遍歴、今は亡き師宇野弘蔵・大内力らのこと、旧友・旧知との別れなど、自由闊達に描く。
目次
講演と論説(知識人の資格としての経済学―マルクス経済学の効用;「社会科学」と「社会諸科学」 ほか)
政治・経済・社会評論(二十一世紀のアジアと欧・米;二十一世紀初年度の日本と世界―『時の法令』連載「そのみちのコラム」 ほか)
往事追懐(福岡県女子師範学校附属国民学校―回想の断片;今は瞑想の彼方に―福岡女子師範附属小学校 ほか)
今は亡き師と友(宇野弘蔵先生―人と学問;追悼 大内力先生 ほか)
著者等紹介
柴垣和夫[シバガキカズオ]
1934年東京に生まれる。1961年東京大学大学院社会科学研究科博士課程修了、66年経済学博士。1961年東京大学社会科学研究所助手、助教授を経て、73年教授。1994年東京大学を定年退官、東京大学名誉教授。以後、武蔵大学、新潟産業大学、ハリウッド大学院大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 形影 短歌新聞社文庫