目次
第１部 廃娼運動と死刑廃止論（芸娼妓契約無効論と公娼自廃の戦術；布施辰治の思想原則と絶対的死刑廃止論）
第２部 小作権論と裁判闘争（小作権の本質をめぐる法廷弁論と「本人主義」）
第３部 明治法律学校と郷里（人権派弁護士たち在学当時の明治法律学校―法体制確立期の危機が育んだ「駿台学」；『在京費控帳』からみた明治法律学校時代の布施辰治；布施辰治と郷里・蛇田村）
補論 布施辰治と植民地（布施辰治と朝鮮；布施辰治と台湾）
著者等紹介
山泉進［ヤマイズミススム］
明治大学史資料センター副所長・明治大学法学部教授。１９４７年、高知県四万十市生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位修得
村上一博［ムラカミカズヒロ］
明治大学史資料センター運営委員・明治大学法学部教授。１９５６年、京都市生まれ。神戸大学大学院法学研究科博士課程単位修得、博士（法学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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