内容説明
9・11以後の米国対外政策への疑問から英国学派への関心が高まっている。「国際社会」の概念を基礎に、国際連合、国際法、勢力均衡などから独自の国際関係理論に迫る古典的著作。
目次
第1章 国際理論はなぜ存在しないのか
第2章 国際関係における社会とアナーキー
第3章 グロティウス的な国際社会概念
第4章 自然法
第5章 国際関係における西洋的価値
第6章 勢力均衡
第7章 勢力均衡
第8章 集団的安全保障と軍事同盟
第9章 新外交と歴史的外交
第10章 政治の手段としての戦争
第11章 国際関係における実力の威嚇
第12章 軍備が撤廃された世界の諸問題
著者等紹介
佐藤誠[サトウマコト]
立命館大学国際関係学部教授。英国・リーズ大学大学院政治学研究科博士課程修了。Ph.D.(政治学)
安藤次男[アンドウツギオ]
立命館大学衣笠総合研究機構特別任用教授。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。修士(法学)
龍澤邦彦[タツザワクニヒコ]
立命館大学国際関係学部教授。フランス・パリ第一パンテオン・ソルボンヌ大学博士課程修了。フランス国家博士(法学)
大中真[オオナカマコト]
桜美林大学リベラルアーツ学群人文学系准教授。学習院大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)
佐藤千鶴子[サトウチズコ]
日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センター研究員。立命館大学大学院国際関係研究科博士課程修了。博士(国際関係論)。英国・オクスフォード大学セントアントニーズ・カレッジ博士課程修了。Ph.D.(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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