消費者の戦後史―闇市から主婦の時代へ

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  • サイズ A5判/ページ数 324p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818821323
  • NDC分類 365.8
  • Cコード C1036

内容説明

消費者運動を軸に、物価や消費者団体と行政・企業との協調と対立を分析し、戦後日本社会の変遷のなかで、「消費者」が社会・経済・政治的にどのように規定されてきたかを明らかにする。

目次

序章 「消費者」という考え方
第1章 戦後闇市の興亡
第2章 生協運動のなかの消費者
第3章 生産性向上と消費者教育
第4章 カラーテレビ価格をめぐる攻防
第5章 消費者の有機農業運動史
終章 「消費者」の生成と変容

著者等紹介

原山浩介[ハラヤマコウスケ]
1972年長野市生まれ。京都大学大学院農学研究科生物資源経済学専攻博士課程修了。現在、大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館研究部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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t78h1

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「消費者」というものがどのような形で使われるようになったのかを詳細に書かれている。どちらかというと「消費者運動からみた消費者」であったので「メディアにおいての消費者」の使われ方も詳しく記述されていたらより良くなったかもしれない。あとがきで東日本の震災以前以後の食の安全についても考えていきたいと書かれていたので今後の論文や著作にも期待したい。2013/09/15

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闇市で生活のために立ち上がった主婦達の活動から時代を経て有機農業における消費者運動まで。時代と共に環境が変わり目的、存在意義の喪失に至る様。2024/01/19

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