内容説明
現代日本の労働組合、地域医療運動、平和運動と政策研究活動、さらに世界農民運動の現状と展望を示し、自治体、財政、社会的排除と住宅政策をめぐる社会運動の理論的視点を解明。
目次
二一世紀の社会運動―その可能性と問題群
第1部 社会運動をめぐる今日的視点(議会・民主主義・社会運動―自治体における代表システムをめぐって;住民運動と行財政改革―市民参加型「公民協働」をめざして;社会的排除と社会運動―包摂政治のゆくえ;雇用崩壊・居住不安と住宅政策―国際比較の視点から)
第2部 日本と世界の社会運動―20世紀から21世紀へ(日本の労働組合運動―改革をめぐる論点と課題;社会運動のシンクタンク―政策研究型運動のめざすもの;地域医療運動―東京におけるトータルサポート医療;軍需生産と平和運動―労働組合の役割と可能性;農業の再生と世界の農民運動―ビア・カンペシーナを中心に)
著者等紹介
北川隆吉[キタガワタカヨシ]
名古屋大学名誉教授。1929年生まれ。東京大学社会学研究室助手、法政大学、名古屋大学、専修大学教授を歴任
浅見和彦[アサミカズヒコ]
専修大学経済学部教授。1952年生まれ。早稲田大学法学部卒業。法政大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得退学、社会学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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