内容説明
生活の中に入り込み変化を強いる21世紀の波に立ち向かい、いかに地域や国家を私たち自身のものへとつくり変えていくのか。その取り組みを照射し、方途を問う。
目次
序章 生活、地域、そして国家
第1章 自治体における健康・医療行政の可能性―岩手県沢内村を事例として
第2章 「障害と開発」と地域社会の戦略―ケイパビリティ・アプローチと社会関係資本の視点から
第3章 教育の拡大と国家役割の縮小―高等教育機会の地域間格差
第4章 外国人への言語支援と地域資源―奈良県の夜間中学を事例として
第5章 生活の環境問題とエコロジー
第6章 開発と環境
第7章 戦後の住宅事情と二一世紀の居住政策の課題
第8章 コミュニティ形成・まちづくりの系譜と現代的位相―地域、分権・自治、国家の二一世紀的展開
著者等紹介
水島司[ミズシマツカサ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授。1952年生まれ。博士(文学)東京大学
和田清美[ワダキヨミ]
首都大学東京大学院人文科学研究科教授。1955年生まれ。立教大学大学院社会学研究科博士後期課程退学、社会学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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