内容説明
三宅鹿之助(京城帝国大学教授)、布施辰治(弁護士)、金子文子(アナキスト)はなぜ独立運動・革命運動に立ち上がった植民地朝鮮の民衆と連帯したのか、その真実に迫る。
目次
序章 民族差別意識の成立(偽造で始まった朝鮮侵略;五〇年戦争の開始 ほか)
第1章 三宅鹿之助の決断(朝鮮の革命運動に参加した日本人;植民地朝鮮の弾圧体制 ほか)
第2章 布施辰治の不屈(韓国建国勲章を受けた初の日本人;「生くべくんば民衆と共に、死すべくんば民衆のために」 ほか)
第3章 金子文子の意志(「朝鮮民族としての文子」;『何が私をこうさせたか』 ほか)
著者等紹介
後藤守彦[ゴトウモリヒコ]
1945年北海道生まれ。1968年東北大学文学部卒業。2009年まで北海道内の高校に勤務。歴史教育者協議会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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