内容説明
時代の変化に公立大学はどう立ち向かうのか。いかなる特色を地域社会に打ち出せるのか。実践を通して浮かび上がる問題をもとに多面的に議論する。法人化をめぐる問題にも言及。
目次
序章 地域との連携により地域の未来を創る地方公立大学
第1章 データで見る地方公立大学の諸相
第2章 変わりゆく大学教育と大学の未来
第3章 研究教育活動と地域―ゼミナール活動を事例として
第4章 公立大学における職員の能力開発(SD)
第5章 教員養育課程における「子どもの抑うつ防止教育」と地域の健康づくり
第6章 地方公立大学のスポーツマネジメント―地域性を活かした大学づくりをめざして
第7章 地方公立大学にとっての卒業生の重要性―ゼミを媒介としたネットワークの形成
第8章 OECDによる日本の大学評価と地方公立大学の未来
終章 地方公立大学の役割と未来