内容説明
世界最初の産業革命はどのようにして始まったのか。欧米の最近の研究動向をふまえ、イングランド西部、ヨークシャー、ランカシャーなど地域繊維工業に即して実証的に分析。
目次
イギリス産業革命史研究の視点―その発端をめぐって
第1部 予備的考察(ロンドンのブラックウェルホール毛織物市場の盛衰;イギリスにおける原料着服禁止立法の展開)
第2部 イングランド西部の毛織物工業(近世ウィルトシャーの毛織物工業;18世紀イングランド西部のジェントルマン織元と織布工の産業的モラル・エコノミー)
第3部 ヨークシャー毛織物工業(18世紀末ヨークシャーの梳毛工業―原料着服と工場制度の成立をめぐって;ノーフォーク梳毛工業における紡績工場の設立;産業革命期ヨークシャー紡毛工業におけるクロス・ホール制と小織元の慣習;18世紀末ヨークシャー織布工の「労働のリズム」―C.アシュワースの日記の分析)
第4部 ランカシャー綿工業(ランカシャー綿工業の成立―遺産目録の分析を中心に;紡績工場の形成過程:展望)
著者等紹介
坂巻清[サカマキキヨシ]
1941年東京に生まれる。1964年東京大学文学部西洋史学科卒業。同大学院人文科学研究科、文学部助手を経て1971年東北大学経済学部助教授。同教授、同大学院経済学研究科教授を経て2004年東北大学を停年退官。現在、立正大学文学部教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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