内容説明
１９３７年日中戦争勃発から１９４５年敗戦までの中国関内占領地における日本の経済支配の主要な担い手として活動した日系企業の全体像について実証的に解明を試みる。
目次
序章 中国占領地企業研究の課題
第１章 占領前華北華中における日系企業の活動
第２章 日中戦争期華北華中における日系企業の活動
第３章 占領体制下の在華紡の活動
第４章 国策占領地開発会社の設立と日中戦争期の投資
第５章 アジア太平洋戦争期華北日系企業の活動
第６章 アジア太平洋戦争期華中の日系企業の活動
第７章 蒙疆における日系企業の活動
第８章 海南島占領地における日系企業の活動
第９章 香港占領地における日系企業の活動
第１０章 敗戦時の日系企業資産
補章 日系企業の敗戦後処理
終章 総括と結語
著者等紹介
柴田善雅［シバタヨシマサ］
１９４９年新潟市生まれ。１９７３年早稲田大学政治経済学部卒業。１９７５年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。１９８３年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程退学。１９８３～９５年大蔵省勤務。１９９５年より大東文化大学国際関係学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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