内容説明
宮澤賢治に触発された農民芸術。演劇、小説、詩、絵画。その創作は生活と如何に結びつき、どんな特徴をもっているか。長年の調査から綴る渾身の一作。
目次
第1章 宮澤賢治の農民芸術論―背景にある芸術思想と山形への伝播
第2章 社会文化運動と農村演劇―山形県東根市(旧)長瀞村の戦後青年演劇活動の展開
第3章 農村演劇脚本の特徴―その分類・変遷と吉田達雄について
第4章 私小説の実像と虚像―農民女性作家・五十嵐フミの人生
第5章 農民詩の系譜と文体―宮澤賢治、高村光太郎、真壁仁について
第6章 生活と詩の関係―木村迪夫、斉藤たきち、星寛治について
第7章 日欧の農民画家にみる美意識の比較―ミレーと小松均について
著者等紹介
相川良彦[アイカワヨシヒコ]
1946年生まれ。京都大学農学部修士課程修了。1971~2007年農林水産政策研究所(旧・農業総合研究所)に勤務ののち定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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