出版社内容情報
満鉄の成立から衰亡の過程に加え、新たに終戦後中国における「留用」の問題までを、当時の政治・経済的側面からつぶさに詳述。
内容説明
今から百年前に設立された巨大国家事業「満鉄」。満鉄の成立から衰亡の過程を、当時の史資料をもとに再構成し、増補版では新たに終戦以後の問題までを、政治・歴史的側面からつぶさに解説する。
目次
1 「東清鉄道を利用せよ」
2 満鉄誕生
3 満鉄コンツェルン
4 大日本帝国の生命線
5 王道楽土
6 総力戦体制と満鉄
7 「王国」の落日
著者等紹介
原田勝正[ハラダカツマサ]
1930年生まれ。1953年、東京大学法学部卒業。和光大学名誉教授。専攻は日本近代政治史、鉄道史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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