出版社内容情報
「満州」における日系企業の動向・経営を、中国系企業と欧米系企業との対抗と協調、建国後の対満政治・経済政策と関連で解明。
内容説明
敗戦までに、日本の対満州投資活動で6000件を超える企業が出現した。満鉄から小企業の検番まで、その全体像を日露戦争前に遡って経済政策と関連させながら資本系列を踏まえた企業史的アプローチにより解明する。
目次
第1部 資本系列(経済政策と企業法制;資本系列の概要;南満州鉄道系企業;東洋拓殖系企業;満州国政府系企業 ほか)
第2部 産業別企業分析(交通;通信・電力・ガス;金融;取引所と関連業種;商業と貿易 ほか)
戦後処理と総括
著者等紹介
鈴木邦夫[スズキクニオ]
1948年北海道小樽市生。1979年、東京大学大学院経済学研究科単位取得退学、財団法人三井文庫研究員、電気通信大学電気通信学部助教授をへて、2001年埼玉大学経済学部教授。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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