内容説明
マルサスと同時代人たちを知性史のなかに位置づける。マルサスと関わったひとびとの思想と理論を検証し、いま経済学に求められる新たな知性を探究する試み。
目次
サー・トマス・バーナードと貧民の境遇改善協会
J.‐B.セーの地代論―マルサスとのもう1つの論争
ジェイン・マーセットと経済学の大衆化
知性史のなかのリカードウ―Political Economy、自然誌、政治
シスモンディの経済思想とその由来―マッキントッシュ、コンスタン、ピクテ=ド=ロシュモンを中心に
ジェイムズ・ミルとマルサス人口学説
マルサスにおける実際的なるもの―トゥックとの関わりにおいて
ヘンリー・ブルームの初期経済思想
フランシス・ホーナーの金融思想の形成と展開
サミュエル・リードのマルサス批評
ロバート・トレンズの政治活動―1830年代前半ボルトンでの選挙活動を中心として
J.R.マカロクとマルサス人口原理―成長と貧困
著者等紹介
飯田裕康[イイダヒロヤス]
帝京大学経済学部(慶應義塾大学名誉教授)
出雲雅志[イズモマサシ]
神奈川大学経済学部
柳田芳伸[ヤナギタヨシノブ]
長崎県立大学経済学部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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