出版社内容情報
民間企業の設立・運営に関わった渋沢の企業者活動について、トップマネジメントの手法、資金面など多方面から分析し。
内容説明
膨大な数の民間企業の設立・運営に関わった渋沢の企業者活動について、関与のあり方、トップマネジメントの手法、資金面のネットワークなど多方面から分析した画期的な研究。
目次
第1部 企業者活動の概要(役職関係会社の概要;株式会社への関与の全体像と発起・創立;株主総会で果たした役割と機能)
第2部 人的ネットワーク(トップマネジメント―発起・出資・経営の手法;出資と経営のネットワーク;竜門社による経営者層の啓蒙と組織化)
第3部 資金面のネットワーク(単年度の資金動向―一八九一年の家計収支を中心として;長期的な資金動向―一八九一~一九三一年の出資動向を中心に;資金と信用の供与―一八九一~一九三一年の長期分析;第一銀行による朝鮮進出;日清日露戦争期の経済政策提言と経済観の変化;渋沢栄一の創出した企業システムと出資者経営者モデル)
著者等紹介
島田昌和[シマダマサカズ]
文京学院大学経営学部教授。博士(経営学)。1961年東京都生まれ。1987年早稲田大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。1993年明治大学大学院経営学研究科博士課程単位取得満期中退。1993年文京女子大学(現文京学院大学)経営学部専任講師。2001年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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