出版社内容情報
大恐慌以降1930年代の長期にわたる不況と厳しい労使対立のなかで、経営者のとるべき行動、リーダシップを支える組織理論を構築したバーナード。その理論の国に知的意義は何か。
内容説明
大恐慌以降1930年代の不況と厳しい労使対立のなかで、経営者の行動、リーダーシップの指針となる組織理論を構築し、経営理論を革新したバーナード。その今日的意義は何か。主著『経営者の役割』を中心に彼の理論・方法そして思想について内在的理解とその積極的意義―経営学説史上の画期をなすとともに、今日の企業社会、企業とその構成員の在り方について示唆するところ―とを明らかにした。
目次
第1章 バーナード組織理論の歴史的背景
第2章 バーナード組織理論とプラグマティズム
第3章 社会学的アプローチと制度経営学
第4章 概念および概念構成
第5章 公式組織概念
第6章 リーダーシップ論
第7章 バーナードの組織理論とリーダーシップ論
むすび バーナード組織理論の今日的意義
著者等紹介
丸山祐一[マルヤマユウイチ]
1946年東京都生まれ。79年中央大学大学院商学研究科博士課程単位取得満期退学。名古屋経済大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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