出版社内容情報
信用事業の赤字化が現実になり、総合農協は舵取りの難しい時代を迎えた。「部門別採算性の確立」はなぜ達成されないのか。現下の農協批判に対する理論的基礎を提示する。
序 章 課題と視点
第1章 農協制度のスタートと経営問題
第2章 総合農協方式とGHQの視座
第3章 1950年代の経営問題
第4章 農虚受け遺影分析調査と1970年代の経営問題
第5章 1970年代以降の対応方策と新しい動き
第6章 農協経営論の既往の議論から示唆されること
第7章 課題達成のあり方検討のためのモデル
第8章 「部門別採算性の確立」に向けての取り組み事例
第9章 先進農協の可能性
終 章 「部門別採算性の確立」課題からの展開
内容説明
信用事業の赤字化が現実になり、総合農協は舵取りの難しい時代を迎えた。「部門別採算性の確立」はなぜ達成されないのか。現下の農協批判に対する理論的基礎を提示する。
目次
1 「部門別採算性の確立」問題の出発点(農協制度のスタートと経営問題;総合農協方式とGHQの視座;1950年代の経営問題)
2 「部門別採算性の確立」課題の成立(農協経営分析調査と1970年代の経営問題)
3 「部門別採算性の確立」課題への農協の対応(1970年代以降の対応方策と新しい動き;農協経営論の既往の議論から示唆されること)
4 「部門別採算性の確立」の課題達成のあり方(課題達成のあり方検討のためのモデル;「部門別採算性の確立」に向けての取り組み事例;先進農協の可能性)
「部門別採算性の確立」課題からの展開
資料編
著者等紹介
坂内久[バンナイヒサシ]
(財)農村金融研究会主任研究員。1954年福島県生まれ。81年國學院大學大学院経済学研究科博士課程前期修了。2004年東北大学大学院農学研究科博士課程後期修了、博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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