出版社内容情報
合衆国最大の構造転換期ニューディール期に焦点を合わせてその歴史的意義を問う。連邦政府が権限を大幅に拡大していく中での新らしい民主主義制度と経済の関係を明らかにする。
第1章 ニューディール期アメリカ合衆国の「市場」と「国家」
第2章 ニューディール期アメリカ資本主義の構造転換
第3章 ニューディールとアメリカ西部
終 章 アメリカ資本主義と民主主義
建国から現代までの推移
目次
第1章 ニューディール期アメリカ合衆国の「市場」と「国家」(問題の所在;一九二〇年代の「市場」と「国家」;大不況とニューディール;小括と展望)
第2章 ニューディール期アメリカ資本主義の構造転換(問題の所在;ニューディール期の金融構造の改革と整備;農業構造の再編成;労働政策の抬頭;「社会保障法」の成立とその周辺)
第3章 ニューディールとアメリカ西部(ニューディールとアメリカ西部の構造改革;ニューディールと自然環境保全・整備政策)
終章 アメリカ資本主義と民主主義―建国から現代までの推移
著者等紹介
楠井敏朗[クスイトシロウ]
1932年長崎県長崎市に生まれる。1965年東京大学大学院経済学研究科博士課程中退。東京大学経済学部助手、横浜国立経営学部助教授、教授、横浜商科大学教授を経て、イオンド大学教授、経済学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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