ファッションと身体

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  • サイズ A5判/ページ数 370p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818817555
  • NDC分類 383.1
  • Cコード C1036

出版社内容情報

 身体論の深みからファッションを論ずる。現象学や構造主義の分析視角を駆使し、社会の構造的影響を受けつつも、個人の主体的活動でもあるファッションを纏うという行為を、状況被拘束的身体的実践として考察する。

第1章 身体を考える
第2章 ファッションと衣服の理論
第3章 ファッションや衣服と社会変動
第4章 ファッションとアイデンティティ
第5章 ファッションとジェンダー
第6章 ファッションとお洒落とセクシュアリティ
第7章 ファッション産業

内容説明

現象学や構造主義の分析視角を駆使し、社会の構造的影響を受けつつも、個人の主体的活動でもあるファッションを纏うという行為を、状況被拘束的身体的実践として考察する。

目次

第1章 身体を考える
第2章 ファッションと衣服の理論
第3章 ファッションや衣服と社会変動
第4章 ファッションとアイデンティティ
第5章 ファッションとジェンダー
第6章 ファッションとお洒落とセクシュアリティ
第7章 ファッション産業

著者等紹介

エントウィスル,ジョアン[エントウィスル,ジョアン][Entwistle,Joanne]
現代イギリスを代表する気鋭の若手女性社会学者。ロンドン大学のゴールドスミス・カレッジの大学院(博士号を取得)を修了。ノース・ロンドン大学の講師を経て、エセックス大学社会学部でファッション論、消費論、消費社会論などを担当している。また現在、消費や消費文化に関する学際的研究誌であるJournal of Consumer Cultureの編集委員も務め、「ファッションや衣服」、「セックスとジェンダー」をめぐる研究領域で多くの論文や著書を発表している

鈴木信雄[スズキノブオ]
千葉経済大学教授(経済学博士)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろゆき

2
儀式(たとえば記帳したり祈ったり)によってイデオロギーが注入されるなら、毎日身につける衣服もなにかを私に注いでる。他愛ないと見える童話などと同様に。なぜ男性は襟を詰めたり、ネクタイで喉を絞めるのか。なぜ集団だと昨今のアイドルは制服となるのか。わざわざ衣服を汚すのがおしゃれの理屈となるのか。なぜ同性愛者は同傾向のものを身につけるのか。この女性はおしゃれをするときは、このような衣服の選択をなぜするのか、そういう興味から読んだ。それに答える本でした。ジェンダーとセクシャリティの章が特に。2017/12/01

しみず

0
はーっっ長かった! 多分総ざらい的な内容なので順にみていった方が良いな、と思い通しで読みましたが、興味がある部分(4章以降)にたどり着くまでに時間がかかりました……でも前提を理解してないとわけがわからなかったとおもうので、通しで読んで正解でした。ジェンダー、セクシュアリティ、産業についてが特に興味深かったです。女性差別と民族差別、そして搾取の歴史。後半は日本も関係ある話になってきますが、西洋人が書いた洋服についての本なので、日本は基本、蚊帳の外でした。2021/06/16

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