内容説明
高度成長期を中心に公共投資が地域開発に果たした役割を歴史的に跡づけ、政府の高度成長路線を積極的に支持した国民の心性にまで迫る。地域開発、そして公共投資はどうあるべきか。
目次
序章 地域開発、公共投資、心性
第1章 両大戦間の公共土木事業―道路・港湾政策を中心に
第2章 戦時期の地方工業化とその帰結―機械工業を中心に
第3章 高度成長期の経済政策体系―システム選択としての所得倍増計画
第4章 高度成長期の拠点開発政策―太平洋岸ベルト地帯構想の行方
第5章 工業整備特別地域の形成と展開―東駿河湾と周南の事例
第6章 高度成長期の高速道路建設計画
著者等紹介
藤井信幸[フジイノブユキ]
1956年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(経済学・早稲田大学)。現在東洋大学経済学部教授
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