出版社内容情報
国連などの国際機関の役割を高く評価する一方で、単なる外交のかけひきとして軽視する傾向もある。国際機関の実態、活動とその評価に関する本格的分析。
内容説明
理念的に語られがちな国際機関。資金・人材等の資源をどう調達・投入し、どのような活動を行い、成果を得ているのか。運営実態の本格的分析と評価を通し、その実像に迫る。総合研究開発機構(NIRA)研究会の成果。
目次
課題と分析の視角
第1部 活動分析と評価(国際連合(安全保障分野)
世界銀行
国連開発計画(UNDP)
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR) ほか)
第2部 加盟国とのインターフェース(国連組織に影響を及ぼす財政・人事政策:米国の場合;インターフェースの設計と管理:スウェーデンの場合;インターフェースの実態と課題:日本の場合)
総括と提言
著者等紹介
田所昌幸[タドコロマサユキ]
慶応義塾大学法学部教授。京都大学大学院中退。総合研究開発機構(NIRA)「NPM導入等による国際機関に関する組織・運営改革」研究会委員
城山英明[シロヤマヒデアキ]
東京大学大学院法学政治学研究科助教授。東京大学法学部卒業。総合研究開発機構(NIRA)「NPM導入等による国際機関に関する組織・運営改革」研究会委員
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