出版社内容情報
「グローバリゼーション」はどこまで普遍性・世界性をもつのか。国際通貨・為替相場システムの展開の中で、グローバリゼーションの進展が内包する諸問題を読み解く。
内容説明
金融に端を発したグローバリゼーション。国際金融はどこへ向かっているのか。ドル・ユーロの国際通貨体制、世界の為替相場制度の分析を通じて、システムの変容の全体像に迫る。
目次
第1部 グローバリゼーションの構図(グローバリゼーションの過去と現在;多国籍企業のグローバル展開と国際過剰資本 ほか)
第2部 国際通貨とグローバリゼーション(パクス・アメリカーナの転換と国際通貨ドル;グローバリゼーションとドル体制 ほか)
第3部 グローバリゼーションと為替相場制度(為替相場制度の現状と将来;「ドル化」―中南米を中心に ほか)
資料 グローバリゼーションに関する基礎統計(一九七五‐二〇〇〇年)
著者等紹介
紺井博則[コンイヒロノリ]
国学院大学経済学部教授
上川孝夫[カミカワタカオ]
横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授
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