出版社内容情報
銀行業と金融構造は急激に変化発展している。経営は改善されたのか。新商品が開発され新市場が獲得できたのか。利用者には公平さと利便性が高まったのか。
内容説明
アメリカの超大型合併の嵐はどんな帰結をもたらしたか。規模の経済が経営効率性を高めるという神話はもはや崩れたのか。経営効率性から社会的効率性へ。独自の実証研究を通じて検証。
目次
第1章 序
第2章 概観
第3章 銀行合併と規制政策―1960年代から90年代にかけて
第4章 なぜ銀行合併の波が起きたのか
第5章 銀行合併規制の曖昧さ
第6章 銀行合併の帰結
第7章 銀行業務と貸出構造―地域の違いは重要か
第8章 銀行集中、戦略的相互作用、そして貸付資金の利用可能性
第9章 結論
第10章 政策提言
著者等紹介
井村進哉[イムラシンヤ]
1953年生。中央大学経済学部教授
松本朗[マツモトアキラ]
1958年生。愛媛大学法文学部教授
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