出版社内容情報
奄美が本土復帰したのは一九五三年である。奄振法はどこまで奄美を活性化したのか。いま、地方分権とグローバル化の中で、経済的安定とアイデンティティの確立に苦闘する。
目次
伝統と近代化の相克
戦前期の奄美経済社会
米軍政統治下の奄美経済社会
奄美群島復興事業と産業振興
奄美群島振興事業と経済社会の変容
奄美群島振興開発事業と経済構造の変化
復興・振興開発事業と奄美経済の特質
国際化時代の地域産業
奄美振興開発事業と地域社会の変容
奄美の生産構造と域際収支の推移
奄美経済の自立的発展の可能性
奄美における少子・高齢・長寿と医療福祉